これまでの経緯
平成26年5月より市民団体として活動しておりました「Rashikuサポート」ですが、このたび、名称も改め、平成28年6月に「一般社団法人らしくサポート」を設立しました。7年間の活動を経て令和4年3月31日に「特定非営利活動法人らしく」に事業継承しました。
【目的】
この法人は、男女共同参画社会の実現にむけて、性別や環境、固定的概念にとらわれず、ひとりひとりの個性や能力を活かした多様な生き方を尊重し、共に責任を分かち合いながら、個人が十分に力を発揮できる社会形成の実現に寄与することを目的とする。
子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう、貧困の状況にある子どもが健やかに育成される環境を整備するとともに、教育の機会均等を図るため、子どもの貧困対策を総合的に推進することを目的とする。
- 男女共同参画の形成とその他のよりより社会形成の推進
- 女性の活躍推進と活躍の場の拡大、就業、起業、キャリア支援
- ひとり親家庭の生活安定、親への自立支援、子どもへの学習支援
- 子どもの貧困対策推進事業に関する支援
- ICT活用による学習支援、就労支援
- 前各号に揚げる事業に附帯又は関連する事業
設立メンバー:社会保険労務士・会計記帳代行業・パ ソコン講師・コーチング講師
団体沿革ならびに活動実績
副会長が平成 21年 に宮崎県男女共同参画地域リーダーとなる | |
平成 26年 | 副会長、宮崎県男女共同参画推進員となる |
平成 26年 5月 | 宮崎県男女共同参画センター登録団体として『Rashikuサ ポート』設立 |
平成 26年 7月 | 都城市コミュニティセンターで、学習支援小学校の部をスタート |
平成 26年 8月 | 女性の起業サポート 2件相談 1件 は、起業。1件は、28年起業予定 |
平成 26年 10月 | 都城市小松原地区公民館で、学習支援中学校の部スタート |
平成 26年 10月 | 宮崎日日新聞社にひとり親家庭の学習支援活動が掲載 |
平成 26年 11月 | 輝く女性の交流会実施。 30名 参加。 他NPOやボランティア団体 18団 体と交流会を実施 |
平成 27年 8月 | 宮崎県男女共同参画センターとの協働事業にて、「女性のキャリア形成」等 2回セミナー実施 |
平成 27年 11月 | 女性の経済的自立・活躍推進事業「キラ女経営塾」開催 |
平成 28年 4月 | 都城市 社会福祉法人「つくし会」との協働事業にて 「みやこばるこども縁」にて学習支援小学生の部スタート |
平成 28年 6月 | 一般社団法人 らしくサポート 設立 |
平成 28年 12月 | 食の支援活動 「らしく食堂」スタート |
平成 29年 4月 | 都城市 社会福祉法人「つくし会」との協働事業にて 「みやこばるこども縁」にて学習支援中学生の部スタート |
平成 29年 5月 | 女性活躍推進事業部 「HAPPY × STYLE Management Classes」交流会開催 |
平成 29年 8月 | ジャパンミート株式会社・宮崎高砂工業株式会社と協働により 職場体験実施 |
平成 29年 12月 | 日本情報クリエイト株式会社と「ICTを取り入れた教育の機会均等と人材育成」についての業務提携を結ぶ |
平成30年 1月 | 株式会社スーパー大浦と「フードバンク事業」について業務提携を結ぶ |
平成30年 7月 | 親世代のスキルアップ支援講座開始 詳細はこちら |
平成30年 8月 | 「子どものためにつながろう!都城の大人たち」フォーラム開催 講師:日本大学教授 末冨 芳氏 詳細はこちら |
平成30年 10月 | NPO法人キッズドア 学習支援コーディネーター養成講座 開催 詳細はこちら |
令和元年 10月 | 公益財団法人あすのば「子どもの貧困対策 全国47都道府県キャラバンin宮崎」 実行委員として開催 |
令和元年 7月 | フードバンク事業部「フードバンクきりしま」本稼働 |
令和2年 8月 | みやこのじょうこども宅食 スタート |
令和3年 8月 | ひとり親家庭の「親子を支える居場所」支援事業「Smile Space」稼働 |
令和3年 9月 | 学習支援「楽習塾」稼働 |
重点テーマ
「ひとり親家庭の子育て支援」
近年、ひとり親家庭における子供の学習能力の低下が数字として示されるようになり、親の収入によって、子供の学習能力や教育の質に格差が生じてきています。 宮崎県の離婚率は、全国的にみて非常に高く、ひとり親から成る世帯は、宮崎県全世帯の9.8%にあたります。また日本では、生活保護世帯数が過去最高レベルに達しており、“貧困の連鎖”が問題となっています。 私達は、親世代の経済力によって、子供たちの夢や将来が狭い門になってはいけないと思っています。 そこで、家庭、学校、地域の住民、行政と協働しながら、生活困窮・養育困難家庭、ひとり親家庭、地域で孤立しがちな家庭等に育つ子どもたちに学習の場を提供し、学習支援・生活支援を行うことで、子供たちの健全な成長と子供たちの将来を見守る開かれた社会を作りたいと思っています。